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今回は主婦の浮気体験談です。ホテルの一室
部屋に入ると、唐突に手首を掴まれて引き寄せられ、腰を抱かれて唇を奪われる。
力強い腕に抱き寄せられ、背中が反るのを感じながら柔らかい唇を感じる。
手のひらにざらざらしたジーンズの生地や、ごつごつした革のベルトの感触を得ながら、唇がついばまれ、吸われるのを感じる。
体温の違う唇に優しく吸い付かれるなんともいえない気持ちよさがある。
唇同士を触れ合わせたまま、左右にすべるようにこすれあうのが心地よい。
思わず熱っぽい吐息が漏れて、唇がうっすらと開く。
それを待っていたかのように、唇の間から熱く濡れた舌がぬるっ、と侵入してくる。
唇の内側を舌先でぬるぬるとなぞられると、自然と受け入れるように唇が開いてしまう。
胸の辺りがほんわかと暖かくなってくるのを感じながら、口腔を這い回る舌先にされるがままになる。
背中にあてられていた手が、服越しに指を立てるようにふれて、
そのまますぅぅ……と背筋にそってなぞりあげてくる。
思わず背中が反って、身体をより密着させるようになって、それでも指は止まらない。
うなじまでなぞりあげると、今度は腰へとなぞりおろし、だんだんと肩甲骨の間の少し下あたり、
短い距離に収束しながらも何度も何度も往復して。
唾液をこすりつけるように、上から、下から、熱い塊に翻弄されて。
だんだんあふれてくる唾液で口内が満たされてきて、次第に息が上がっていく。
唇が離れて、目を開くと悪戯っぽい表情で見つめられて、特製の媚薬だよ、と囁かれる。
頭の芯がしびれるような感じがして、身体全体がぽかぽかしている。
頭を優しくなでなでとされて、イイコだね、と耳元に囁かれて。
嬉しさと不安で胸が一杯になって、もっともっと甘えたくなる。
おいで、と誘われると素直に手をとって、ついてくる。
かわいいよ、と続けて囁かれると恥ずかしくなるが、羞恥で顔が赤くなるより先に、耳元にふきかかる吐息のくすぐったさに身体がふるえて。
耳たぶに濡れたものが触れる感じがして、びくっとするとうごかないで、といわれ。
首をすくめながら、じっとしていると彼の舌先が耳朶の輪郭をなぞって、徐々に内側に、螺旋を描きながら向かっていって。
ひぅ、と小さな悲鳴が漏れると同時に、耳に濡れた舌先がねじ込まれて、耳元で水音がはじける。
くちゅっ、ぴちゃっ、と大きな音がはじけるのを感じながら、強張った身体に腕が回されて、抱きしめられる。
『僕』のシャツを握り締め、脚を閉じようとしながら違和感に耐えて。
しばらくして舌が離れると、最後にもう一度ふぅ、と耳に吐息がふきかけられ、その冷たさに身体がふるえて。
わき腹にあてられていた手、いつのまにか止まっていたそれがまた動き出して……シャツの裾を捲り上げられていく。
顔を見上げると、優しく微笑んでいて……。そろそろ心の準備はできたかな。今日、ここに来た理由。
『僕』のペットにしてもらう、約束。
「……ほら、目を閉じちゃダメだ、っていっただろう?」
上のほうから声が聞こえて、思わずこらえきれずにつぶっていた瞼を開く。
片方の頬は、彼の筋肉質な脚に押し付けられて、枕にしていて。
俗に言う膝枕の格好で、『彼』の脚の付け根を覗き込む格好で、私はいる。
ちゅくっ、と身体の下のほうから、腰が疼く。
恥ずかしさと、意地悪な僕への腹立ちにも似た感情で頭が真っ白になる。
また、少しそれて、脚の付け根辺りをなぞりながら、さっきから疼いてしかたがない。
そこからあふれた蜜を指先で優しくぬりひろげるようにこすられて。
優しくなぞっていく指にあわせ
腰を動かしてさわってもらおうとするとすかさず指が逃げてしまう。
自分で触ろうにも手は腰の後ろで縛られている
そうして僕の責めを受けながら、恥ずかしい言葉を幾度となくかけられていて。
「……すごいな、もうここ、おもらししたみたいに濡れてる」
くすくすという笑い声が混じった言葉に、耳をふさぎたくなるがそれも適わない。
こんな風に意地悪されるほど次第に熱くなってきて。
そんなのはばかばかしい、思い込みだと自分に言い聞かせながらも、やっぱり濡れてしまう。
「…。」
『僕』がなにか言っているが、ぼんやりとした頭では何も思い浮ばない。
もう、僕と、目の前にある『感覚』しかない。
目の前に今一番欲しいものがあって唇を重ねてから、かれこれもうどれくらい経っただろうか、焦らされ続けている。
始めは違和感だけだったが、焦らされているうちに何度も、これがほしいという衝動が抑えられなくなって、でも与えられなくて。
、『オアズケ』される。そう、おねだりをして。
恥ずかしさと、不安と、もうわけわからなくなりながら顔が火照るのを感じて、返事を待たずに唇をそれに押し付けて。
はむ、と横から咥えて、我慢できずに舌を触れさせながら、首をもたげて何度も何度も舐めあげて……。
夢中になりながら、『僕』に奉仕していると、どこか優しい響きのこもった声で、
「きもちいいよ。」
その一言だけで、また彼女の体温が少し上がった気がした。